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プランA、或いは土用について

最終更新: 2019年7月31日

晴れた夏の夕方、

私は外を歩いていた。


PM6:38が急いでいるらしく走っているのが見えた。


そして、空一面の雲にPM6:38がぶつかった。


彼女はキャっと声を上げて雲を見てから彼に謝った。


雲はみるみるうちに真っ赤に染まった。


PM6:38は雲にウインクして駆けて行った。


雲は真っ赤なまま、去っていくPM6:38を見ていた。


一部始終を見ていた私は

なんだか誰かと飲みたくなって夜を誘うために道を引き返した。


オシマイ




今日は土用の丑の日である。

もしもあなたが暑さに疲れているならば、ウのつく水分の多いものを食べると良い。


ウシには、始めとか、始まるとか、生まれて初めて手を挙げるとか、そういう意味がある。


始まることは同時にその前の何かが終わることも意味する。

ウシは水気を含んだ湿り気のある土を表し、一日、一年、季節などの境目を示している。

(春夏秋冬の季節それぞれが始まる前18日間が土用期間で、丑月である1月に冬土用がある)

(始まる意味を持つウシの時間の前のネズミの時間はミクスチャーな時間帯なので、

風水でも古銭を振ることができない)


(季節の変わり目というのは何だかモヤモヤしたり体調を崩したりしがちなものだ)

(身体に休息が必要な時期、自分をいたわる時期という考え方で良いと思う)

(不必要に土いじりをするのはやめておくというのは、守っておくと良い)

(建築始めとか、実印を押すとか、そういうことも保留にしておくと良い)



7月はヒツジで火の要素の強いカラカラに乾いた土を表す。

(イノシシやウサギとくっつくと木となる)

(くっついたり変わったりはじいたり、十二支はたいそうワガママである)

ヒツジ月は年に4回ある土用の中でもカラカラさが激しいので強力である。


このカラカラ具合で心身の調子が今ひとつという状態にならないように、

呪術的にヒツジの火を抑える意味で、水の要素の強いウシの日を活用する。

(水は火を消すから)

(水の量にもよると思うけど)


ウシとヒツジはぶつかるエネルギーを持ち合わせているため、

カラカラに乾いたヒツジの火を、湿ったウシの水でぶつけて抑えようというプランである。

(ヒツジの月である7月に牛頭天王のお祭りをするのもこのプラン)

(ウシを洗う、海に入るなどのプランBプランCもある)


ヒツジ月にウシ月を持ってくることは不可能なことなので、ウシの日が重なる日を呪術可能な日とした。

(科学が発達してワームホールが使用可能になったらどうだろう、、、ヒツジ月にウシ月在住のウシを引っ張ってくるとか)


ウシの水でヒツジの火を抑えることをこれだけ主張しているのだから、

本来ならここでウシを食べるべきである。


が、この技が考えられたのは明治前のことで、

ウシは聖獣だったので食べることはならなかった。


そこで、ウがついて水の中にいて色が黒(水の色)という水感の強いウナギに白羽の矢が立った。


だから、ウがついて水気の多い何かを摂取すればそれで良い。

(どうか、そんなら水飲んだらいいんじゃないの、とか言わないで欲しい)

(実のところ私も、牛乳でもいいんじゃないの、、、とは思っている)


今日、ウナギを食べても食べなくても、

ウのつくものを食べても食べなくても、

牛乳を飲んでも飲まなくても、水をどうしようとも、あなたの健やかな夏を祈っている。







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